
映画やドラマにもなったホラー映画「リング」。見たことありますか?
私は高校生のときに見ました。そのとき夜に1人で見ていたため、めちゃめちゃ怖かった思い出が残っています。
そのリングに登場してくる「貞子」。山村貞子のことです。
ここではリングの貞子にまつわる都市伝説を紹介していきますね。
「貞子」の名前を持つばかりに突然人生が変わってしまった全国の貞子さん
リングが大ヒットしたことで、その後も貞子が出てくる映画がぞくぞく作られていきました。
ただ普通の人は何も気にしないかもしれませんが、全国に存在する貞子さんはどう思うでしょうか。
映画とはいえ自分と同じ名前の人物が怖い名前の象徴となっていくのは.........。

実際に私の職場にも1人、漢字は違いますが「さだこさん」がいます。
その方は明るい方なので「あの映画やんなっちゃうよ~」と言っていますが、新入社員とかには怖がられる存在となってしまっています。
全国の貞子さんも、同じような屈辱を受けていると思われます。
病院で名前を呼ばれただけで笑われたり、結婚式の謝辞で名前を紹介されただけでクスクス笑われたりしていることでしょう。
こんなことから全国の貞子さんから恨みを持たれている人物がいると噂されるようになりました。
全国の貞子さんから恨まれているのはリングの生みの親!
日本全国に存在する貞子さん。昔は人気の名前でもあったので全国には「貞子さん」という名前の女性は予想しているよりもはるかに多いです。
多くの貞子さんに恨まれることとなってしまった人物。その人物とは・・・
リングの作者「鈴木光司」です。
鈴木光司さんがリングを書かなければ、貞子という名前は世に出なかったので恨みたくなる気持ちはよく分かります。
リングの映画が上映された1998年から、全国の貞子さんは急に人生が変わってしまったともいえるわけです。

鈴木光司さんに悪意があったとは思えません。でも貞子さんにとっては恨んでも恨み切れない人物なのは間違いないでしょう。
リングだけで終わりにしておけばよかったのに、その後もどんどん貞子を題材にした映画を作り続けたのはいただけません。
お金稼ぎのために、全国の貞子さんの人生を狂わせるなんて........。このようになることも、十分予想できたはずなのに。
リングだけで終わることなく、貞子が登場する映画が作られ続けたことが、恨まれる原因になったようです。

もしかしたら数年後、数十年後、鈴木光司さんは自ら生み出した「貞子」に足元をすくわれかねません。
鈴木光司さんを恨み続けた全国の貞子さんに、取り憑かれる可能性があるわけですから。
鈴木光司は全国の貞子さんに謝っていた!
リングの生みの親「鈴木光司」。実は全国の貞子さんに謝っていました。
それは2002年、リングのハリウッド版「ザ・リング」のイベントでのこと。
イベントでは貞子の成仏を祈願した「貞子のお葬式」なるものが行われました。
ここで鈴木光司さんは、祭壇の前で全国の貞子さんに謝っていたんです。そのとき鈴木光司さんはこのような発言をしています。
「僕が『貞子』というキャラクターを作ってしまったばかりに、全国の『貞子さん』には大変申し訳ないことをした。祭壇の前でひたすら謝りました」
こう発言したんです。鈴木光司さん自身も悪いと思っていたんでしょうね。
しかし、その言い方がいけません。面白おかしく発言し関係者たちの笑いを誘っていたからです。
全国の貞子さんにとっては冗談では済まされない話ですよね。それを笑いのネタにされたんです。それもリングの貞子を生み出した鈴木光司によって。
これが逆効果となり、さらに全国の貞子さんに恨まれたとも噂されています。
