
近年、神社などのパワースポット巡りが人気となっています。昔からある神社のパワーを、いただいちゃおうという人は多いです(私もですが)。
パワースポットと呼ばれるところに行くと、本当にパワーをもらえたような気分になるから不思議ですよね。
日本で人気のパワースポットですが、日本最強と噂されるパワースポットをご存知ですか?
目次
鹿島神宮と幣立神宮を結ぶレイラインは最強のパワースポット!?
最強のパワースポットは「レイライン」というライン上に存在すると言われています.......。レイラインって聞き慣れませんよね。
レイラインについては諸説ありますが、いちばん信憑性が高いのは茨城県の「鹿島神宮」と熊本県の「幣立神宮」を結ぶライン(鹿島神宮と高千穂神社という説もあり)。
レイラインの起源は紀元前。神の山とされていた「富士山」を中心に考えられたと言います。
富士山を通るラインで、日が昇る場所と日が沈む場所のラインがレイラインだというのです。
レイラインはこうして生まれた
日が昇る場所は「鹿島神宮」。鹿島神宮がある茨城県は「常陸(ひたち)の国」と呼ばれていました。
常陸の国の由来は「日が立つ国」。太陽が昇り始める場所という意味です。
そして日が沈む場所は「幣立神宮」。現在の熊本県の山都町というところにあります。
山都町は合併してできた名前。もともとの町の名前は「蘇陽(そよう)町」でした。太陽が蘇るために沈む場所だから「蘇陽町」というわけです。
富士山を中心に「常陸の国」と「蘇陽町」を結ぶライン上に、それぞれ「鹿島神宮」と「幣立神宮」があります。
鹿島神宮とは?
鹿島神宮の歴史は古く、日本の皇紀(神武天皇の即位元年)と同じ紀元前660年頃の創建。
日本書紀最強の武神をまつる神社で、日本国を守っているともされる神社なんです。日本最強クラスのパワースポットとしても知られています。
幣立神宮とは?
幣立神宮の歴史はさらに古くなんと驚きの15000年。
日本最古の神社とされていた島根県の「出雲大社」や奈良県の「大神神社」の歴史3000年を大幅に上回る神社とも言われているんです。その割には知名度が低くガイドブックにも載らないとは.......。
幣立神宮は規模は小さめですが「全宇宙の神々」を祀る神社。
この神社には「五色の面」が伝わっています。赤人・黄人・青人・黒人・白人を表しており、これは人種ではなく宇宙人とも噂されているんです。
レイラインを意識して造られたもの
日本国を守る日が昇る場所「鹿島神宮」。全宇宙の神々を祀る日本最古の神社「幣立神宮」。そしてライン上にある富士山。
これら3つが一直線に結んでいるラインを「レイライン」と呼びます。
昔からレイライン上は最強のパワースポットとしても知られており、事実レイライン上に多くの神社や建物が建てられています。
レイライン上にある代表的なものは・・・
- 鹿島神宮
- 東京スカイツリー
- 両国国技館
- 江戸城(皇居)
- 明治神宮
- 富士山
- 伊勢神宮
- 大仙陵古墳
- 吉野山
- 剣山
- 幣立神宮
このように、日本にとって重大なものはレイライン上にあるんです。
東京スカイツリーと鹿島神宮の意外な関係
最近レイライン上にできたのは東京スカイツリー。東京スカイツリーは、レイラインと金環日食の中心線が交わる位置に建てられています。
金環日食が起きたのは「2012年5月21日」。日本でもかなりフィーバーしました。
そしてスカイツリーが開業したのは「2012年5月22日」。なんと金環日食の翌日です。なにか意味がありそうな予感がしませんか?
スカイツリーは地デジの電波塔として建てられました。そのマスコットキャラクターは「地デジカ」という名前の鹿のマスコット。
単なるダジャレのようにも思えますが、レイライン最初の地「鹿島神宮の神鹿」から考えられたとも噂されています。

夏至の富士山、冬至の筑波山
レイラインは鹿島神宮からみて夏至の日の出のラインから考えられています。そのライン上に富士山や幣立神宮があるわけです。
面白いのは鹿島神宮から見て冬至の日の出のライン上に「筑波山」があること。
かつて「西の富士、東の筑波」と呼ばれた筑波山を、冬至の日の出ラインにするということも考えて、鹿島神宮が造られたのでしょう。
本当のパワースポットは幣立神宮?
日本には鹿島神宮・富士山・幣立神宮を結ぶレイライン以外にも、いくつかのレイラインがあるとも言われています。でもメインはやっぱり鹿島神宮からのレイライン。
鹿島神宮は、日が昇る場所として造られているため「日本はじまりの場所」とも言われ、日本有数のパワースポット神社としても知られます。
対して、宇宙の神々を祀る幣立神宮は知名度が低すぎます。ただ、幣立神宮を参拝した人々は口をそろえて「空気が違う.......」と言います。
もしかすると日本最強、いや世界最強のパワースポットは幣立神宮なのかもしれません。
ガイドブックにも載らない幣立神宮。もしかすると、知られたくない秘密があるのかも.......。
